ふわふわの長毛と、透きとおるようなブルーの瞳が魅力的なヒマラヤン猫
🐱✨
そのゴージャスな見た目に魅了される飼い主さんも多いですが、実はヒマラヤンは体がデリケートで、特定の病気にかかりやすい猫種でもあります。
この記事では、
「ヒマラヤン猫がかかりやすい病気」や「よくある症状」「予防法・対策」について、
これから飼い始める方や、すでに一緒に暮らしている飼い主さん向けにやさしく、わかりやすく解説します
「ヒマラヤンってどんな病気に気をつければいいの?」
「毎日のケアでできる予防法はある?」
そんな疑問にもおこたえしますので、ぜひ最後まで読んでくださいね😊
多発性のう胞腎(たはつせいのうほうじん)
どんな病気?
腎臓(じんぞう)に小さなふくろ(のうほう)ができて、だんだん大きくなり、腎臓のはたらきが悪くなる病気です。
主な症状
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水をたくさん飲む
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おしっこの回数がふえる
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食欲がなくなる
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元気がなくなる
予防や対策
この病気は生まれつきのことが多いので、信頼できるブリーダーから迎えることが大事です。また、定期的な健康診断で早めに見つけられると安心です。
呼吸器の病気(鼻がつまったり、せきが出たり)
ヒマラヤンはペルシャ猫の仲間で、鼻がつぶれている「短頭種(たんとうしゅ)」です。そのため、呼吸がしにくくなることがあります。
主な症状😿💨
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鼻がつまって、ぶーぶー音がする
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せきをする
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呼吸があらくなる
予防や対策
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室内を清潔にして、ほこりを減らす
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暑い日はクーラーで涼しくする
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太りすぎると苦しくなるので、食事の管理も大切!
目のトラブル(流涙症 りゅうるいしょう)
ヒマラヤンは目が大きくてうるうるしているのがチャームポイント。でも、目やにや涙が出やすいんです。
主な症状👁️💧
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涙がたくさん出る
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目のまわりがぬれている
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目やにが出る
予防や対策
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こまめに目のまわりをふいてあげる(やわらかいガーゼがおすすめ)
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ひどいときは動物病院でチェックしてもらおう
4. 猫伝染性腹膜炎(FIP:エフ・アイ・ピー)
どんな病気?😿🔥
FIPは、「猫コロナウイルス」というウイルスが体の中で変化して起こる、とてもこわいウイルス性の病気です。
ヒマラヤンのような**純血種(じゅんけっしゅ)**の猫は、FIPになりやすいことがわかっています。
主な症状
FIPには「ウェットタイプ」と「ドライタイプ」の2つがあります。
🔹 ウェットタイプ
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お腹や胸に水がたまる
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苦しそうに息をする
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元気がなくなる、食べなくなる
🔹 ドライタイプ
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発熱がつづく
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神経に異常が出る(ふらふら歩く、けいれんなど)
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目に炎症が出る
どちらのタイプも、放っておくと命にかかわるとても危険な病気です。
予防や対策
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今のところはっきりした予防法はありません
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でも、ストレスを減らして、体の免疫力を高めることがとても大事!
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多頭飼いの場合は、トイレを清潔にして猫コロナウイルスの広がりを防ぐ工夫をしましょう
そして、もし「いつもと様子が違うな…」と感じたら、すぐに病院に相談することが命を守るカギになります
🐾FIPも知っておこう!
FIPはむずかしい病気だけど、最近では新しい治療薬が登場して希望も見えてきています✨
早く気づいて、すぐに治療を始めれば、助かるチャンスも増えてきています。
大好きなヒマラヤンと、長く楽しく過ごすためにも、日ごろの観察と愛情を大切にしましょう💖
🐾まとめ
ヒマラヤン猫は、とってもやさしくて甘えんぼさん💕
でも、ちょっぴり体がよわいところもあります。
大切なのは、「毎日よく見てあげること」と「早めのケア」です!
家族の一員として、ずっと元気でいてもらえるように、しっかりと愛情をそそいであげましょう😊